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愛猫闘病日誌その一「膀胱結石の発病から入院まで」 [病気]


膀胱結石は長毛種の雄がかかり易い病気です。ですが小さい頃からの食生活で予防する事が出来ます。
私がもう少し気を使っていれば、鷹男に数ヶ月にわたる辛い痛みとストレスを与えずに済みました。この日誌はその時の様子を綴ったものです。
この病気をきっかけに他の息子達にもヒルズのローpHの予防食を与え、水入れも5か所に置きいつでも飲めるようにしました。長期の旅行も控えるようにしました。
引越が原因で鷹男の病気が一時期再発しましたが、それ以降は5匹とも元気で過ごしています(=^ー^=)

鷹男の闘病日誌その一 

5月9日「発病の日」
2000年のゴールデンウィーク明けの月曜日の朝方、四男鷹男の調子が変なことに気付きました。トイレに行ってもおしっこが出ないようで、行っては舐め、行っては舐めをひんぱんに繰り返し、そのうち一度も粗相をしたことがないのに床や玄関におしっこをするようになりました。
連休明けの為、会社を休むわけにも行かず、なんとか早めに帰宅し病院に連れて行こうと思いました。

5月9日「病院へ」
午後7時で病院が終わるため、お昼も取らず仕事を片づけ帰宅し鷹男を病院に連れて行きました。
おしっこを持参出来なかったので、先生がしぼって検査しようと試みますが全く出ません。
かろうじて垂れたしずくをPH試験紙に付けてみたところ、かなり濃度が高く血液反応も見られるとの事で炎症止めの注射をして貰い、午後10時までおしっこが出ないようでしたら再度、連れて来て下さいと言われ帰宅しました。

5月9日「再度病院へ」
夕食を済ませ10時過ぎても、鷹男はおしっこをしようとするのですが数滴血が垂れてくるだけです。病院に連絡し連れて行きました。

膀胱におしっこがぱんぱん状態、この時点で膀胱炎ではなく膀胱結石の可能性が高い事を告げられました。
おしっこを抜くため管を入れようとしても、尿道にまで石が詰まっていて管が曲がってしまう程でした。なんとか管が入り、おしっこを注射で取ると血液と思えるような尿が出てきました。
抜き取った後、膀胱を洗浄し点滴と注射を打ってもらい帰宅、私はこの時点でこれで良くなると安易な考えでいました。大馬鹿でした(>_<。=)
5月10日「緊急入院」 朝になっても鷹男の症状は変わらず、またおしっこが出なくなりトイレに行ってはふんばっている姿がとても可愛そうでした。 病院が開くと同時に見て貰ったのですが、このままではさらに悪化する危険性もあり、治療を迅速に行うために入院することになりました。


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ぴー太郎

こんばんは!ネコって自分から辛い~とかなかなか言ってくれないから大変ですよね。うちもニールの最初の血液検査でとても苦労してから、病気になられても検査が出来ない!ということで食べ物にはとても気を使っています。それでもニールは結石まではいかないにしても、膀胱炎を何度か繰返した事が過去にあるので、結局今では獣医さんからの専用ご飯にしちゃっています。病院通いが続いた頃、市販の本には参考になるようなものが無く、ネット上の飼い主さんたちのHPやブログなんかを一生懸命検索しました。きっと闘病日誌はネコ初心者さんたちに大いに参考になると思います。
by ぴー太郎 (2006-11-07 21:25) 

skimble

こんばんは。scoskiです。
雄猫は結石になりやすいとは聞いたことがあったので、大変興味深い内容でした。溺愛猫的女人さん、鷹男くんの辛い様子がひしひしと伝わってきて、今まで以上にウチの仔のことを気に掛けなければ、と気が引き締まる思いです。続き、心待ちにしています。
by skimble (2006-11-07 22:14) 

溺愛猫的女人

ビー太郎さま ありがとうございます。
鷹男が病気になるまでは私はだめだめな飼い主でした。
田舎の猫の飼い方でOKなものと思ってたんです。かつお節はあげるは、煮干しはあげるは、カニかまぼこはあげるは、人間用の牛乳はあげるは(>_<。=)
すべて猫にあげてはいけないものと知ったのは鷹男の病のあとでした。
猫はすごく我慢強い動物ですが、結石はものすごい痛みを伴うので鷹男がひどい時は四肢を痙攣させ、痛いよ!痛いよ!と全身で訴えます。
無知ほどこわいものはないです。私は大切な愛猫を死に追いやったかもしれません。

それからは本も読みました。猫仲間先輩から膀胱チェックのやり方を教わったり、万が一、外出する際は猫達の大好きなペットシッターさんに朝晩来てもらいます。病気を予防することが猫にとっても飼い主にとっても一番大切な事だと思います。
by 溺愛猫的女人 (2006-11-07 23:48) 

溺愛猫的女人

scoskiさま いつもプリティなskimbleちゃんの写真を楽しみにしています。

以前ドックフードのCMで「この子達は食事を選べません。選ぶのは飼い主のあなたです。」といった内容のCMを見たような気がします。
確かにそうですよね。今は粗悪なフードによるアレルギー反応を起こす犬が増えています。値段でもなく、味でもなく、飼い主がきちんと成分を見極めて与える時代になってきていると思います。
by 溺愛猫的女人 (2006-11-07 23:55) 

ぴー太郎

溺愛猫的女人さま、キャリアで言ったら全然私の方が初心者だったですね。失礼しましたぁ~。
我が家の場合、アビシニアンという種類が私を鍛えてくれた感じかな?(笑)
家に来た初日からもう本当に色々とびっくりすることばっかりで・・・・目が回りそうだし眠れないしで大変でした。でも、早いうちにネコという動物のことを勉強する機会を与えてくれて、今ではニールに感謝の気持ちでいっぱいです♪
続きの闘病日誌待ってます!それでは週末は台北行ってきますね。
by ぴー太郎 (2006-11-08 00:56) 

溺愛猫的女人

びー太郎さま 私の子供の頃は猫って本当にネズミに取るために為に飼っている生き物に過ぎず、ペットとか家族の一員といった考え方は全くありませんでした。
獣医さんは牛・馬専門で病気になって連れて行ったら、すごく大きな注射器しかなくて困った記憶があります。お薬も出かかった=(^‥^;;=

私も鷹男のおかげで飼い主としての自覚と責任を持つ事が出来ました。
大変な事も多いのですが、毎日この子達と過ごせる幸せに比べればへっちゃらです(笑)

台湾☆いってらっしゃいo(=^▽^=)o「請很多地吃好吃的東西享受!」
情報お待ちしてますね♪
by 溺愛猫的女人 (2006-11-08 11:26) 

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