愛猫闘病日誌その二「入院そして治療」

5月11日「エリマキ猫」
鷹男はおしっこを抜く度に管を通す事になると、その都度かなりの痛みを伴うの避けるためと治療を迅速に行うために管を通したままの状態にされました。
お腹の回りの毛もそられ、首には舐めたり管を抜いたりしないようにとエリザベスカラーが巻かれました。

夜勤体制だったパートナーが朝と夕方に面会に行くとゲージから手を伸ばし「お家に帰りたい!ここはいや!」と切なげに鷹男が泣いて可哀相だったと連絡をくれるのですが、面会に駆け付けたくとも仕事が忙しく帰宅が22時過ぎではどうすることも出来ず私にとっても本当に辛い日々が続きました。

5月12日「治療食」
尿検査を行うと目に見える大きさの砂が混じっている状態で、膀胱も炎症し、血液も多く含まれPHの数値も高いままでした。

「今後は治療食を与え膀胱内の砂を溶かす治療を行いましょう。」といままでのドライフードからゼリータイプの治療食に替えたのですが、口に合わないらしく食べようとしません。
スタッフの方が口に持って行っては食べさせてくれているのですがいまひとつ、他にも何種類かの治療食をとりよせ、いろいろ試し鷹男にとって最適な治療食を選んで頂くことになりました。

5月13日「面会そして仮退院」
やっと土曜日になりました。病院が9時に開くと同時に面会に行くと、聞いていた通りゲージの中で目が拗ねて固まっていました。扉を開けると飛びついてきて「お家に帰りたい!」としがみついて離れません。無理にゲージに戻そうとするとふんばって入ろうとせず、強引に入れると扉に体をぶつけて泣き続けます。

見かねた先生と相談し、とりあえず半日間の仮退院をさせていただく事になりました。注射と尿の摂取と膀胱の洗浄を済ませ、久しぶりの我が家に連れ帰りました。

鷹男のカラー付きの姿を見て他の猫達は驚いて威嚇するし、鷹男は帰ってきても自由に歩き回れず、遂には強引にカラーを外そうと暴れる始末でした。
それでもブラッシングをし優しく撫でてあげているとやっと安心し、掌に顔をのせて眠りにつきました。

夕方、また鷹男を病院へ「なんで戻すの!お家に帰る!」との悲鳴のような泣き声、辛くて可哀相でどうしてこうなる前にちゃんとしてあげなかったんだろうと情けなく思いました。
この日からインフルエンザになろうとビールを飲んでいた私ですが、鷹男の全快祈願のために酒断ちしました。

コメント 11

読んでいてとても胸が苦しくなりました。。
辛い日々だったと思います。
お家に帰りたい一心で泣く声を聞くと変わってあげたくなりますよね。
私も日頃から注意してよく観察しようと思います。
by oreo (2006-11-08 16:40) 

oreoさま　一時は会社を辞めて毎日付き添ってあげようかと真剣に悩みました。仕事をしていても心配で心配で、早く帰って少しでも面会出来ればと思っても激務の日々で(涙)
本当に毎日のチェックと予防が大切な事を実感しました。
あっ、飼い主も飲み過ぎ食べ過ぎで病気にならないように気をつけないと(笑)
by 溺愛猫的女人 (2006-11-08 18:37) 

痛いのも、慣れない場所に独りにされるのも、本当に辛いですよね。
私も、やっぱり何かあると自分を責めちゃいます。
それから、いい先生を見つけるのも大変ですよね。
by ぴー太郎 (2006-11-08 18:55) 

ビー太郎さま　人間の病院だったら同室は人間だけなんですが(当たり前ですが)動物病院だといろんな生き物がいるので、この時の鷹男の同室はカメレオンとオウム=(^‥^;;=　それも嫌だったと思います。私も面会に行ってびっくりしました。

近所に評判の獣医さんがあり、365日休みなし、午後7時で終わってからも、緊急の場合は何時でも診て頂けるのが本当に助かります(=^ー^=)
by 溺愛猫的女人 (2006-11-08 20:02) 

元気でいてくれることが本当に
嬉しいです！元気で長生きしてね（=^・^=）　
我が家も長毛の子が多いので
健康診断を必ずするようにしています。
良い病院が見つかったのでほっ！
by 鷹男君が今 (2006-11-08 20:27) 

名前書き忘れてるわぁ（￢￢；）
パルファンを亡くしてちょっとのことでも
すぐに病院に行くようになりました。。
病院代考えたくにゃい＾＾；
by parunyan (2006-11-08 20:31) 

まずは私のページにコメントありがとうございました。
我が家の黒い子ちゃんには実は先代がおりまして、
白い子ちゃんの実のお兄さんでブラックのメインクーンでした。
白い子ちゃんそっくりのイケメン、それはそれは美しいネコさんでした←親ばか
先代黒い子ちゃんも鷹男にゃんと同じ病気・帰りたいとせがむ様子も同じ。。。
涙が出てしまいました(ToT)
私の不注意から病気にしてしまい、わずか4歳でお星様にしてしまったこと。
どれだけ悔やんだことか・・・・・
縁あってたまたまもらった捨て猫の現黒い子ちゃんが
最初は可愛い子猫ちゃんだったのに
次第に先代の性格に似てきて、生まれ変わりのような気がしてなりません。
辛気臭いコメントを書いてすみません。
鷹男にゃんの回復を心より応援いたします。
by ayayayaya (2006-11-08 20:35) 

parunyanさま　
突然の別れは余りにも辛すぎます(>_<｡=)
出来る限り頑張ってどの子も天寿を全うして貰いたいと思います。
良い病院が歩いて5分のところにあるのは助かります!あ〜病院代稼ぐ為にそろそろ仕事始めないと(笑)　
by 溺愛猫的女人 (2006-11-08 20:50) 

あにゃにゃんさま　いらっしゃいませ。
最愛の子を亡くされる悲しみはいかばかりかと思います。
我が家はなんとか命を取り留める事が出来ました。それは獣医さんと力を貸してくれた方達のおかげだったと感謝しています。
私は何も出来ませんでした。ただそれからはどんなに仕事が忙しくても、必ず毎日膀胱チェックをし、シッコチェックをし、少しでも調子が悪そうだとズル休みしてでも獣医さんに連れて行くようにしています。

黒い子ちゃんはきっと…そうです!これからもプログ楽しみにしています。
今日は来て下さってありがとうございました。
by 溺愛猫的女人 (2006-11-08 20:59) 

こんばんは。scoskiです。
鷹男くんの泣き叫ぶ声が本当に聞こえてくるような気がするくらい、切なくなりました。
やっぱりお家が一番なんですよね。溺愛猫的女人さんに撫でられて眠る鷹男くん…ちょっとだけほっとしました。
by skimble (2006-11-08 22:01) 

scoskiさま　多少お馬鹿でも健康が一番!!!だと思います。
すごい甘えっ子な性格なので、入院が鷹男が本当に耐えられなかったと思います。獣医さんには今度、入院する時はお母さんも泊まり込みでお願いしますと言われています=(^‥^;;=
by 溺愛猫的女人 (2006-11-08 23:23)